GPIFのESG投資開始による市場活発化に期待

2017/7/26

 

今回の採用ESG指数

<GPIFがESG投資を開始>

7月3日、年金積立金管理運用独立行政法人(以下GPIF)は、ESG投資による日本株運用の開始を公表しました。
ESG投資は、投資家が投資銘柄を選ぶ際に、企業の「環境」、「社会」、「企業統治」の3つのESG課題への取り組み姿勢を評価し、それを長期的な視点で運用に取り入れるというものです。
今回GPIFは、既存の国内株運用からの組み替えも含め、国内株式運用資産残高(2016年度末)の約3%にあたる1兆円をESG投資に振り向けています。

<3指数をESG指数として採用>

GPIFは、今回ESG投資を開始するに当たり、3 つのESG 指数「FTSE Blossom JapanIndex」、「MSCI ジャパンESGセレクト・リーダーズ指数」、「MSCI 日本株女性活躍指数」を選定し、パッシブ運用を行うとしています。

<ESG投資による企業価値向上を目指す>

GPIFは、世界の責任投資市場(ESG投資、およびSRI投資)が21兆米ドルを超える中、日本企業のESGへの取り組みに対し、国内外の評価引き上げを図ることが長期的な企業価値の向上をもたらし、年金運用の改善につながると考えています。
このため、巨大投資家である自身がESG投資に乗り出し、運用委託先の運用機関のESG投資の拡大を図るとともに、投資先である日本企業のESGへの取り組み積極化や、開示の改善を促そうとしています。
GPIFは、日本株との区別はないとして外国株式についてもESG投資を検討するほか、新たなESG指数の採用や、アクティブ運用等の検討により、日本株運用の約1割、3兆円程度を目安にESG投資を拡大させる意向をもっています。欧米に比べ遅れていた日本でのESG投資の活発化が期待されます。

 

 

 


 

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