FOMC -予想通りの利上げ-

2017/12/14

 

米ドル円 米10年国債利回り

<政策金利を0.25%引き上げ>

12月12~13日(現地時間)に米連邦公開市場委員会(FOMC)が開催され、市場予想通りフェデラルファンド(FF)金利の誘導目標のレンジを1.00%~1.25%から1.25%~1.50%に0.25%引き上げました。また、FOMC参加者の見通しでは、来年の利上げは前回と同じ3回が想定されています。

声明文では「労働市場は引き締まり続け、経済活動が堅調な速度で拡大している」と指摘しています。一方、インフレについては、短期的には2%を若干下回る水準で推移すると予想されるが、中期的には委員会の目標である2%程度で安定すると予想しています。

今回発表された経済予想では、2018年の成長率が前回9月の+2.1%から+2.5%へ引き上げられました。2018年の失業率は前回の4.1%から3.9%へ引き下げられました。

<米ドルは下落>

利上げは市場の予想通りであったものの、2名の委員が利上げに反対したことや、来年の利上げ回数が3回に据え置かれたことなどから、米ドルは下落しました。

13日の海外終値は1米ドル=112.54円、1ユーロ=1.1826米ドルとなっています。

<今後の見通し>

FRBはインフレ基調の鈍化を受けて物価の趨勢にやや警戒感を高めているものの、米国の堅調な経済成長や雇用環境の順調な回復を背景に今後も緩やかなペースで利上げを継続する一方、日銀は量的・質的金融緩和の継続が見込まれます。

こうした日米金融政策の方向性の違いを背景に日米金利差の拡大傾向は続くと見込まれ、円安米ドル高基調は続くと考えられます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

出所:Bloomberg

 


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