メキシコ-新しい為替ヘッジ政策を発表-

2017/2/22

 

<総額200億米ドルを予定>

メキシコ中央銀行は2月21日(現地時間)、低迷するメキシコペソをサポートするための新しい為替ヘッジ政策(メキシコペソ買いに相当)を発表しました。ヘッジの規模は200億米ドルを予定されていますが、メキシコペソ建てで行われるため外貨準備の流出は伴いません。
声明文では「最近のメキシコペソは米ドルに対して大きく変動しているが、経済状況を反映したものではない」と指摘しています。
最初の為替ヘッジは3月6日に10億米ドル実施される予定です。

<メキシコペソは上昇>

今回の発表を受けて、メキシコペソは対米ドル、対円で大きく上昇しました。2月21日の海外終値は1米ドル=20.01メキシコペソ、1メキシコペソ=5.6801円となっています。

<今後の見通し>

トランプ米大統領の誕生や米国とのNAFTA再交渉に対する懸念などから、メキシコペソが不安定な動きとなっていたことを受けて、中銀は1月に為替介入を行いました。今回発表された新しい為替ヘッジ政策は行き過ぎたメキシコペソ安のサポートになると予想されます。
メキシコペソが歴史的な水準まで低下していること、金利先高観が見込まれること、今後も政府・中銀による政策対応が予想されることなどがメキシコペソの支援材料となる見込みです。

 

メキシコ インフレ指標と政策金利の推移

出所:Bloomberg

 


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