豪州リート市場の動向について

2016/10/28

豪州のリート指数と長期金利の推移

<夏場以降の豪州リート市場の動向>

2016年8月以降、オーストラリアのリート市場は下落基調で推移しています。これは、8月にオーストラリア準備銀行(RBA)が政策金利を引き下げたものの、リート価格の高値警戒感などを背景に利益確定売りの動きが見られたこと、米連邦準備制度理事会(FRB)のイエレン議長が年内の利上げを強く示唆したことなどが背景にあります。

また、10月に入ってからも長期金利の上昇傾向が続いたことなどを背景に、リート価格は軟調に推移する展開となっています。

 

<今後の見通し>

オーストラリアの経済は、1992年以降2016年までの期間で25年連続のGDPプラス成長が予想されるなど、景気は順調に拡大しています。景気拡大をうけて、中長期的に空室率や賃料が上昇し、リート価格も上昇すると考えられます。

また、近年、オーストラリアの住宅用不動産価格は大幅に上昇したものの、良好な需給関係に支えられていることから、不動産価格が大きく調整する可能性は低いと思われます。

各国リートとの比較においても、オーストラリアのリートの配当利回りは相対的に高い水準にあり、魅力的な投資対象と考えられることから、今後、オーストラリアのリート価格は持ち直していくものと思われます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

出所:IMF、Bloomberg

 

 


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