タカ派・ハト派

 タカ派・ハト派?

外交など政治に関する話題でタカ派・ハト派といった表現を目にすることが多いですが、金融市場に関する話題でもタカ派・ハト派という表現を用いることがあります。

  

どんな意味?

景気・物価に対する見方が強気(例えば、景気を楽観的にとらえ、物価上昇率は加速すると予想すること)で、金融政策については、利上げなどの引き締め方向の姿勢であることをタカ派と表現します。一方、景気・物価に対する見方が弱気(例えば、景気を悲観的にとらえ、物価上昇率は加速しないと予想すること)で、金融政策については利下げなどの金融緩和方向の姿勢であることをハト派と表現します。中央銀行の発表する声明文や中央銀行関係者の発言について解説する際や政策担当者の金融政策に対する元来の立ち位置などを表現する際に用いられており、ニュースでもタカ派、ハト派といった表現が使われることもあります。一般的に政策当局者の発言がタカ派だった場合には当該国の株安・債券安・通貨高が意識されやすく、ハト派だった場合には当該国の株高・債券高・通貨安が意識されやすいといった特徴があります。

  

 どのように使う?

たとえば、中央銀行の声明文が金融緩和を示唆するような内容だった場合、「声明文はハト派的な内容」と表現します。また、「○○総裁はタカ派」と表現する場合は、○○総裁が金融引き締め方向の考え方を持っており、金融引き締めに向けた発言を行ったり、金融引き締め方向の政策に票を投じる可能性があることを表します。 

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