モア4月号 「豪州 雇用拡大 女性の社会進出も」

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2018/4/27

 

雇用統計は堅調に推移

オーストラリア統計局が発表した3月の雇用統計では同国内の就業者数が約1,248万人となり、雇用の拡大が続いています。2018年1月には、同国の就業者数が過去最高を記録し、堅調な雇用情勢を維持してきました。

一方で、失業率は過去10か月間5.4-5.6%のレンジで推移しており、中銀が目指す完全雇用状態での失業率が5%程度であることから、同国の労働市場には余剰労働力が残されていると考えられます。失業率の低下は賃金上昇率の改善につながると考えられるため、今後の金融政策への影響にも注目が集まっています。

オーストラリアの求人事情

オーストラリアでも、日本同様インターネットによる求職活動が行われています。オーストラリアネット求人広告最大手のシークは、2018年2月の求人広告の数が前年同月比16.2%増加したと発表しました。同社はオーストラリアやニュージーランドの転職市場において約4割のシェアを占めており、順調に業績を伸ばしています。調査によると、オーストラリア国内では鉱業や農業、エネルギー関係の人手が不足しており、特に高齢化の進む農家では、仕事の効率化を図るため、仕事を外注することも珍しくありません。

女性の社会進出が進む

オーストラリア統計局によると、2017年12月の女性労働者数は約591万人となりました。これは過去最高水準の数字となり、2000年1月と比較すると約1.5倍の数字になります。オーストラリアでは女性の労働参加率が高まっており、サービス分野を中心に女性の社会進出が目立っています。特に高齢化社会を見据え、介護や医療現場、また保育士の求人が増えたことなどが背景となっています。

さらに、これまで男性中心であった鉱業の現場を希望する女性が増えており、今後女性の活躍の場がさらに広がると予想されます。

 

オーストラリア シーク

 

 各種資料をもとに大和住銀投信投資顧問作成


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