メキシコ -注目の大統領選はロペス・オブラドール候補が勝利の公算-

 2018/7/2

投票結果は予想通りの展開

7月1日(現地時間)に行われたメキシコ大統領選において、地元の出口調査によると予想通り、元メキシコシティ市長で、左派政党、国家再生運動(Morena)のロペス・オブラドール候補が勝利の公算、との報道がされています。

 

メキシコペソは反発

出口調査を受けメキシコペソは、日本時間の7月2日12時30分時点で1米ドル=19.7701メキシコペソ、1メキシコペソ=5.6120円と、6月29日の海外終値に対してそれぞれ0.7%高、0.9%高といずれもメキシコペソ高となっています。しかし、選挙結果が次第に明らかになるにつれ、メキシコペソは一時上昇した後に再び売られるなど、不安定な動きも見られ、開票状況の捉え方はまちまちな状況です。

 

今後の見通し トランプ米大統領に「No!」と言える大統領の誕生か。 ~新大統領の政策に注目~

ロペス・オブラドール候補は、トランプ米大統領に対し強硬姿勢を示し、現政権の政策を否定(教育改革の撤回、エネルギー改革の見直し等)してきたため、メキシコペソには不安要素として作用してきました。しかしながら、現政権では成し遂げられなかった、政治汚職の撲滅や麻薬戦争の激化に伴う治安問題に対応するとし、経済政策については、国内市場の発展を優先させるとしています。新大統領は12月1日に就任し、任期は6年となります。新大統領の政策が市場で評価されるか否かが、今後のメキシコペソの動向を握るカギとなると思われます。

 

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 各種資料より大和住銀投信投資顧問作成


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